仏壇の洗いや修復をご依頼いただくとき、
多くのお客様が気にされるのは「誰が手をかけるのか」ということだと思います。
大切に守ってこられたお仏壇を、見ず知らずの相手に預けるのは不安なものです。
このページでは、山田仏具店で実際に手を動かしている二人の職人について、ご紹介させていただきます。
伝統工芸士について
伝統工芸士は、経済産業大臣が認定する国家資格です。
対象となるのは、国が指定した伝統的工芸品の製造に従事し、一定年数以上の実務経験を持つ職人です。実技試験と知識試験、面接に合格した者だけが認定を受けられます。金沢仏壇もこの伝統的工芸品に指定されており、認定は工程ごとの部門に分かれています。
山田仏具店には、この伝統工芸士(金沢仏壇/漆塗部門)が二人おります。
山田 泰造(代表取締役)

経済産業大臣認定 伝統工芸士(金沢仏壇/漆塗部門)
金沢仏壇商工業協同組合 元理事長
金沢仏壇の要である漆塗りと箔押しを、55年ほど専門としてまいりました。
漆は気温や湿度によって表情を変えるため、同じ工程を同じようにこなしても同じ仕上がりにはなりません。
その日の空気を読みながら塗り重ねていく作業は、年数を重ねてもなお学ぶことがあると感じています。
修復のご依頼では、傷んだ箇所を直すだけでなく、その仏壇が本来どのように仕上げられていたのかを読み解くことから始めます。長くお使いいただいた形跡を尊重しながら、次の世代へ受け継いでいける状態に整えることを心がけております。
山田 晃輔(専務取締役)

経済産業大臣認定 伝統工芸士(金沢仏壇/漆塗部門)
全国伝統的工芸品仏壇仏具組合連合会 監事
金沢仏壇商工業協同組合 理事長
金沢商工会議所 評議員
石川県伝統産業青年会議 元会長
漆塗部門の職人として、24年ほど父と同じ仕事をしてまいりました。
近年は、住まいの形が変わってきたこともあり、「仏壇を小さくしたい」「引き継いだ仏壇をどうすればよいか分からない」といったご相談をいただくことが増えました。
こうしたご相談では、まず今のお仏壇がどういう状態にあるのかを、丁寧にうかがうところから始めます。
買い替えを前提にすることはございません。
洗浄や部分的な修復だけで、もとの美しさを取り戻せる場合も少なくないからです。
お仏壇の状態を見るのは、塗り、箔押し、組立まで手がける塗師(ぬし)の役目です。
その塗師が、直接お話をうかがいます。
どこに手を入れる必要があり、どこはそのままで良いのか、その場でお伝えできます。
そのうえで、お客さまにとって何が最善かを一緒に考える。それが私の役割だと思っております。
私たちが大切にしていること
山田仏具店は、慶応年間(1865〜1868年)の創業以来、金沢の地で仏壇仏具に携わってまいりました。
代が替わっても、仏壇仏具、漆塗りの仕事への姿勢は変わりません。
一、お客さまのご事情を先にうかがいます
仏壇にまつわるご相談は、ご家族の状況や地域の慣習と切り離せません。
まずお話をうかがい、その上で最適なご提案いたします。
二、直せるものは、直してお使いいただきます
洗浄や部分修理で長くお使いいただけるものを、無理に買い替えていただくことはございません。
ご先祖様方が大切に守ってきたものを、次世代に繋ぐためのお手伝いをさせていただきます。
三、お見積もりの内容を明確にお伝えします
どの工程にどれだけの費用がかかるのか、お預かり期間はどのくらいかを、事前にご説明いたします。
作業後に追加の料金をいただくことは一切ございません。
ご相談はこちらから承っております
「これは修理できるのだろうか」「費用はどのくらいかかるのか」——写真を1枚お送りいただくだけで、おおよその見通しをお伝えできる場合がございます。
ご相談は無料です。どうぞお気軽にお声がけください。
お電話でのご相談:076-221-2306
有限会社 山田仏具店
所在地:石川県金沢市安江町13-32